BORN FREE

フラットコーテッドレトリバー3頭との悲喜交々な日々

ケストレル、11ケ月目の月誕生日に思うこと

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ついつい、代り映えしないけど、なんとなく時間に追われる毎日で、ケスどころかエルザやブリ君の月誕生日を意識する事なく暮らしているけれど・・・

今日はケス君の生誕11か月目の月誕生日でした。

会社のPCに保存されていたこの写真は2020年の8月20日に撮った写真。
まだケスが小さいソフトクレートを使っていた時代、我が家にお迎えして2か月弱の頃の写真です。

なんとなく、この3人、いや3匹の顔を見ていたら・・・じぃーーーんと目に汗かきましたわ。

なんでかな。
きっと、この3頭が天国へ逝ってしまった後に、この写真見たら泣けるだろうなーーーって、余計な未来を想像しちゃうからかな。
人間だけが「今」に居ながらにして、瞬間、瞬間で未来や過去に思いが飛んで、実は「今」を最も味わっていないように思う。

この写真のえっちゃんが好きだな~、目が私に語りかけている。
「やってやったぜ」的なお顔しているのは、きっとこの写真撮る前に何かあったに違いない🤣

8月17日生まれのエルザなので、この写真撮った日は5歳と3日、3頭の犬チームのリーダーとして、なんだか大人になっちゃったなぁ~、私のえっちゃんが・・・って思ったら、またまた、じわぁ~っと目頭が。

 

この写真は月曜日の朝練の後の砧公園の駐車場で撮った写真。
なんという事の無い平凡な1枚なんだけど・・・いつか、犬と暮らすことも出来なくなる年齢になって、この3頭もとっくに天国へ逝ってしまって、すっかり犬と暮らしていたことも、お散歩していた景色も日常ではなくなってしまった時に・・・。
このブログを読み返せると良いな・・・って思うけど、それまでこの有料ブログを維持してられるだろうか、、、ちょっと心配である(と、また気持ちは未来へ飛ぶ)。

この写真を撮った日、特に幸せとかなんにも考えずにパチリと撮った1枚。
パピーのケスを迎えて、そりゃ幸せ気分はあったと思うけど、幸せってそういう特別なイベントめいたお祝い事によって得られる瞬間的に感じる幸福感と、後になって「あぁ、幸せな日々だったなぁ」と、流れて行った日々に対して感じるものと2種類あるのかな。

なぜならば、先も書いたように人間は「今」にいながらにして、「過去」や「未来」に脳みそが行ったり来たりで、なんとなく「今を生きる」という点では、犬達よりボンヤリしているから、「今」の瞬間に幸せ!って感じるよりも、何か先々あった時に振り返って、平穏だった日を「幸せだった!」と感じるのではないか、と。

 

いやいや、後から振り返って「今」の事を幸せと思うのとは別に、だったら「今」も幸せって感じるほうが幸せ、だから3種類あるって事か・・・。

ものすごく、とりとめもないことを書いてますね、私・・・。
しかも、書き始めて、テーマが大きすぎてどう終わりにすれば良いのか?分からない🤣

 

明石家さんまの「しあわせって何だっけ、何だっけ♪」っていうキッコーマンのCM、1986年の古いCMですが、時々「しあわせって何だっけ」の答えは結局、何だろう?て、この歌を時々、思い出す。
(ところで、このCMの明石家さんまのファッション、当時はイケてたんだろうか?)

www.youtube.com

 

幸せってなんだ?の答えを明朗にスパっと答えることの出来る人に「答え」を教えてもらいたい。
私の場合、今こうしてブログを書いている時間も、決して不幸ではないし、足元で寝ているブリ君の温かみを感じながら、とりとめもないことを書く時間の余裕、まさに幸せだろ、って思うけど、それは脳みそがそう判断しただけで、心にグっとくるような幸せ感は無いような・・・。
いや、でも、ごくごく平凡という名の幸せに、いちいち心でグっと幸せだなー!!!って感じまくってしまうのは、ちょっと精神的にはバランス悪そうですね。

 

または、幸せって他人から「あなたは幸せそうですね」などと言って頂くことで、「あぁ、そうなのかな?」と実感めいた思いをするものなのか。
しかし、それは他人の価値観を通しての「私の幸せ」であるわけで。

ただ、幸せだった過日を思い出して、その日にはもう戻れないと思った時に、ひたすらその時の現実に淋しい思いをするような未来は怖いし残念過ぎる。
もう大好きな犬とは暮らせない年齢となり、過日の犬達と過ごした日々の写真に幸せを感じつつも、「犬はもういなくても、今も捨てたもんじゃないな」と思えるような自分でいたい、と思うのでした。

なんで、こんなことをケスのめでたい11か月目の月誕生日に書いているのか?
漠然と会社のPCから発掘した3匹の写真が、私の「今の幸せ」を象徴しているような気がして、いつかこの3頭を失ってしまう日のための予防線なのかもしれません。
こうやって、だから、人間は「今」の幸せを「今」、ただただ楽しむことが出来ないのか。

そして、前述の特別なイベント的な瞬間的な喜び、幸せ感とは別に、人間にとっても普遍的な「幸せ」というものがあるんじゃないか?と思う。

宗教とか・・・ではなくて。

 

って考えると、明石家さんまのCM、「幸せってなんだっけ、なんだっけ、ポン酢醤油のある家さ」ってすごい秀逸だなって思う。
家族で鍋をつつくのが幸せ、と答えをポンと出している(ポン酢醤油なだけに🤣)。
「家族で鍋」は普遍的な幸せの象徴の1つだと思うけど、COVID-19で奪われた「幸せの1つ」でもありますね。
でも、そんな中でも人々はそれなりに幸せを見つけて生きていると思う。

やはり、幸せとは、こうして考えて、書いて、写真などを見て過日を「幸せ」と定義するものではなくて・・・意識して心で感じることが大事ですね。
コロナで色々と思うようにならず、不幸だ、不幸だ、不幸だ、と思いながら生きている人と、そんな中でも「小さな幸せ」を見つけて生きていく人がいるのだろうと思う。

ものすごく月並み過ぎて、自分でも笑ってしまうけど・・・「今、瞬間を生きて楽しむ」って事に尽きるのかな。
というワケで、せっかく犬と一緒に暮らしているのだから、もっと犬並にシンプルに余計なこと考えずに、出来るだけ脳みそを「今」に専念する実験をしてみようと思います。

そしたら、何かが変わるのか?変わらないのか?

こんな事をふと、足を止めて考えたのもケス君の11か月目のお誕生日のお陰です。

もしやブリ君は大学デビュー男子か?


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今日は訓練のお教室の先輩と一緒に練習会に参加しました。

先日、ブログでも書きましたようにブリ君のCD2デビューは、それはそれは塩っぱい船出でした。

何が塩っぱいって、これまで2年間ママ大好き、練習楽しい!だけの2年、本番はお花畑のフワフワ王子、2年の練習で築いたつもりの土台の弱さをイヤという程、痛感せざるを得ない内容でした。

 

コロナも有り、場馴れが足りてないと言えど、それはみんな同じ条件なわけだし‥。

 

ということで、前回の競技会の反省、課題を意識して2週間練習してきた成果を今日の練習会で確認したかった。

 

結論からいえば、ブリ君は大学デビュー?いや、社会人デビューの男子なのかも‥ということ😆

 

今日はドッグランでの練習会でしたが、隣リングは貸し切り30頭のオフ会、運動会みたいなイベントをされてました。

誘惑抜群のお隣サイト、まさに練習成果の確認にもってこいの誘惑一杯。

ウォーミングアップの集中は少し良くなってました。少なくとも私が側にいる脚側やその場作業はキビキビと普段の練習通りに近い。

しかし、私が離れる招呼や据座ではキョロキョロ。明らかに普段の練習との差が大きい💦

しかしながらウォーミングアップから、いよいよ本番風練習リングへ!

 

脚側は前回の競技会と比べて、力も入っていたし、かなり良く出来たと思いました。

手応えを感じつつ、次の招呼でドーンと褒めてあげよう!と決めてブリ君から離れる。

動画を見ると私が離れた途端に隣サイトをじとーーーーっと眺める。

 

女の子いないかな〜💐🌸💐

暑いなー、オデ、"今日"も、ホワホワのアっチッチ🥵

 

で、招呼のComeでピクリともしない‥

せっかく褒めてあげようと思ってたのにぃー。

5回位、やり直しました⤵️

地面が傾斜していてブリも私も横ベロ出ちゃう暑さ。

疲れ果てました。

 

ブリ君は1歳でうちの子となり、当時はいわゆる思春期だったはずなのに、おそらくブリなりに新しい環境に慣れることに必死、少しでも新しい飼い主の私に気に入られようとお利口にしていたのかな?と思います。

なので、問題行動は特に見当たらず、お散歩で引っ張ることもなく、ひたすら従順で良い子。

冗談で「このまま反抗期無し、エロ本も見ずに社会人になっちゃう男子なのかな😆」なんて言っていたのですが‥。

 

今、まさにやってきたのか?

ブリ君のド思春期、ド春、ド青春。

世の中、可愛いワンコが一杯〜❤

 

ということで、今日の練習会で確認出来たことは大きくいえば1つ。

 

それは‥

 

ブリ君とママが登る山はまるまる残っている、という事。

現状を忠実に現すとこんなイメージ😆

まだ、一歩も山を登っとらん😆


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焦ることは無い。

ブリ君のペースでしっかりとした土台を作らなければ、山を登っても途中で転げ落ちる。

じっくり、ゆっくりやれば良いのだ、と確信することの出来た実りのある練習会でした🙇

犬と暮らしにくくなっている?

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朝5時55分の日の出3分前。オレンジ色に染まる東の空。

日経新聞で以前に読みましたが、新型コロナウィルスの感染防止の意識が高まる中で、非協力的な行動と見えた他人を一方的に糾弾する「自粛警察」が広がっているんだとか・・・。
飲食店に嫌がらせしたり、県外ナンバーの車を威嚇、写真をとって投稿するなど。

それと同じとは言わないけど、今日は民間人の通行人である「ノーリード監視員」に一方的に叱られた。

いつもの運動場でエルザのトレーニングをしていた時。
昨日はほぼ誰も居なかった運動場、今日は犬連れのヒトがいつもより多かった。
とは言え、数名と数頭ですが・・・。
おじさんが何かを言いながら歩いてきたけど、よもや、私に話しかけているとは思わなかった。
段々、マスクの奥の声に怒気を帯びているのに気づき、あれ?私に何か言ってる?と思ってよくよく聞くと、「リード離すな!!」と言っている。

「え!?リードついてますけど???」
その時は競技の終盤、ジャッジにご挨拶をしてリングアウトする場面を想定して練習していた。エルザの集中もググっと良い感じで終盤を迎えた今日のトレーニング。

そこに割って入って、「遠くから見てたけど、その犬からアンタ、わざと離れてただろ!!」と。

あ、確かにちょっと前に休止の練習はしていた。
どうやら、わざわざ遠くから監視をして「リード離すな!!!」とわざわざ言いに歩いてきた、という事らしい。
「トレーニングの一貫で離れる時は長いリードに付け替えてますよ」と答えたら、ものすごく気に入らない様子。

「どいつもこいつも、みんなリードつけてないからな!今度見つけたら写真撮って投稿するから覚悟しとけよ!」と言いながら、歩き去って行きました。
遠目ではあるが、どなたもリードをつけているように、私の目には映りました。

年齢的には70歳前後?の男性でしたが・・・
私の他にも声かけて注意しているお相手は全て女性、女にしか文句言えないのか?
前述のコロナで自粛警察が増えて生きづらい世の中になっている、という新聞の内容をまざまざと思いだしたのでした。

リードをつけている私とエルザの練習を一方的に遮断して、捨てセリフのように「今度見つけたらあいつらの写真を撮って投稿してやる!」という民間人の通行人の「ノーリード監視員」。

「どいつもこいつも」ってあなたの妄想ではないの?それは正義感・・・?

一方で遠隔、据座、休止などの練習で、犬との距離は離れても10m程度だから、とロングリードをつけずに練習する事があるのも事実、面倒でもこの運動場でトレーニングする時はロングリードを徹底しよう、と改めて思いました。
まぁ、そう思い返すことが出来たのは、このオジサンの正義感のお陰?
それ、ちょっとイヤだけど、ありがとー、オジサン。


モヤモヤっとした思いでFacebookを見ていたら、過去の3月12日の投稿のリマインダーに2013年3月12日のジェミニの写真投稿がありました💗
久しくジェミたんのお写真を探索していなかったけど、12歳10か月の頃のジェミニはまだお顔に白髪も無くて、本当に若々しいコでした。

オジサンのせいで「犬との暮らしにくさ」みたいな問題の端っこにギュー――っと追いやられたような生きづらい気持ちみたいになったところを、ジェミたんのキラキラフォトで救われました。

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Woofで元気に泳ぐ12歳10か月のジェミたん

 

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目ヂカラ一杯で走る12歳10か月のジェミたん

 

しょっぱい船出、ブリ君CD2デビュー


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日の出@埼玉県春日部市大凧揚げ祭り会場

 

2021年2月28日、ブリストルの訓練競技会、CD2デビューは、なかなか塩っぱい船出となりました🤣

元々、ブリストルは競技会場がどーいうワケだか苦手です。
苦手なものは仕方無いんだけど、苦手でもハンドラーである私に集中できるようにする(ための方法をしっかりと作っておく)という、そもそもの所の詰めが甘い指導手であることを痛感しました。
ブリが苦手だから・・・と、地面の匂いを嗅がせてあげたり、余計なケアは振りかけ海苔のようにじゃんじゃんと注ぎ、本来すべきことが、ちゃんとやれてない。
リングに立つ前段階が、まだまだ出来てないペアでございました!


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(競技会場で地面の匂いを嗅いでるうちに、お花畑状態になってしまったブリ脳、想像するにこんな状態)

===

ゼッケン番号50番、第三部B組(CD2)。


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出番は3番目でしたが、なんと1番目の方が欠で、出番が2番目に繰り上がったことを知って、慌ててブリを車から出して、リング前でウォーミングアップ。
普段と全く違って私に集中出来ないブリストルに焦るぅ~💦、焦るぅ~💦で、先生からアドバイス出てるのに、それが上手く出来ない。。。

そしてブリの集中が100%私に向いてないのに、なんとなーく息が合わないまんま、フラフラ~っとリングインしてしまった。

結果、7科目目の常歩行進中の停座で座らずに立ち尽くしドボーン。
お母さんが「Sit」と言ったのに気もそぞろで立ち尽くしたまま、隣リングの可愛いボーダーコリー女子にフワフワっと💙目線を送っていたブリ君でした!!

昨日のブリは左リングのワンコに集中50%、ギャラリー&通行のワンコに集中35%、対面リングに集中10%、お母さんに残り5%って配分で競技会をやっていたと思います!

規定科目63.1、選択科目29.6、合計92.7pointとしょっぱーい結果でした。

ここで指導手ならば、ブリストルの心理面、ふわつき行動面から判断して、ミスが出やすい行進中の作業は、「指符」や分かりやすい「体符」を使ってでも、落とさずに成功させるべきだったのではないだろうか???

と、競技を終えて冷静になってから、そんな思いがよぎりました。
なんせ、競技始まってからは、フワフワっとやってるブリ君に対して、脳みそから湯気が出そうなほど内心、怒っていた私。

なので「失敗するなら勝手にしろ!!!」っていう怒りから、一切のヒントらしきものも出さずに行進中の作業をやった。それでもいつもよりちょっとノロいブリの脚側スピードに合わせてしまった気がします(弱い私)。


その日の内容がどうであれ、獲れるポイントは取っておくように最大限、指導手が犬を補ってあげるべきなのか???

この質問を訓練の先生にしました。
先生の回答は、「もしもブリストルが精一杯、ママに集中して頑張っていて、それでも暑すぎるとか、ブリに不利な状況下であるならば、指導手として分かりやすいヒントを出してあげることで、頑張りに報いてあげることは意味があると思います。でも、今日のブリストルはそもそもママに集中も出来てないフワフワした状態だったわけですから、リングの中でママが助けてあげるのは、ある意味ブリにお願いしてやって貰うのと同じ。

指導手が犬に合わせるようになったら、もう犬は自分から頑張ることはしません。

 

本番のリングの中ってオヤツもボールも出なくて、ママと一緒にやる中で一番つまらない場所なんだよな、って大概の犬なら何回か出れば思うと思います。
なんだ、本番って努力しなくてもママが一生懸命、ボクのために頑張ってくれるんだ。
だったら、もともとあまり面白くない場所なんだし、ママに頑張ってもらおっと!って、ますます本番リングが特別な場所となり、練習とは全く違う犬になってしまうんです」と。

ガンドッグの先生からも、「ブリストル君の努力が20、ママの努力が80で物事を成し遂げても、なんの成果にもならない」と教わりました。

だから、今回、指符なりを出してあげればボイントが取れたのに・・・と、ビンボー臭く残念がることは一切止めました🤣

問題はいかに、苦手な場であろうとも、いつもの練習と同じように私に集中させることが出来るようにするか。

どういう対策をうっていけば良いのか?

 まずはこれまで練習してきた場所では、簡単過ぎるということ。
いつもの場所=刺激が少ない場所であれば、周りよりも私の持っているオヤツやボールが勝り、楽しい楽しいだけで出来てしまう。

ブリ君の場合はドッグランの横で練習するとか、競技会やドッグショーがある時は、そこで練習するとか、難しい場所での練習が必要。


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(本番を終えて集中出来ずにダメダメだった脚側の練習、訓練の先輩が遠くから撮って下さってました。

Kさん、ありがとうございます❤)

そこで私に集中して脚側ができるようになることが、目の前の課題。
そこをしっかり作れたと確信できたら、また競技会の本番に出てみて確認してみたいと思います!!

「どこでも出来るようになって初めて出来ると言える」とは、ガンドッグの先生がいつも仰っている言葉。
それは服従訓練でも同じこと。

お花畑星人のブリ君を一日も早く卒業しなくては!


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というワケで記録として、ダメダメだったブリ君のCD2デビューの動画です。
お暇な時にダメっぷりを見てやってください💦


https://youtu.be/RIUksOT41t4

ケス君の事件簿‐1


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2月16日でケスが満10ヶ月となりました。

生後6ヶ月を過ぎた頃から、自我にも目覚め個性も日々、くっきりしてきているように思います。

色々なものに興味津々なケス、車の中でのイタズラに目覚めてしまいました。

ケスが我が家に来てから、ずーっと車の中ではクレートに入れていたのですが、ハイエースのキャンカー仕様のため、ソファをフラットシートに展開して、そこにクレートを載せると、ものすごく高い位置になります。

ケスを抱っこで載せて、抱っこで下ろすのが大変となり、腰痛もひどくなってきたためにクレートを下ろして、車内フリーにしたのが10月頃でした。

 

エルザとブリストルのレッスンの日はケスは一人で駐車場で車中待機となりますが、最初はイタズラもせずに二度寝しながら待っててくれたのが、イタズラに目覚めてしまってからは、私のイタズラ対策とそれを出し抜くケスのいたちごっこに。

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私のベッドゾーンから引っぱり出した枕、中のスポンジを噛みちぎりまくったり‥。

 

そんな状況の中、生後9ヶ月から10ヶ月になるまでの1ヶ月で色々な事が有りました。

 

そんな中でも特筆すべき2点、記録として残しておこうと思います。

まず、2月1日の月曜日の事件、車中待機していたケスは、私の車内ベッドゾーンに飛び乗り(エルザもブリもベッドは高いため飛び乗ったことがありませんが、ケスは余裕で行ったり来たり)、前日のガンドッグのレッスン後に私がベッドの上に置いたトレーニングベストをチェック。

レーニングベストにはダミー3本とラビットファーのついたネックウォーマーが入ってましたが、それらを全部ベストのポケットから出して、ネックウォーマーを食いちぎり、なんと半分も食べてしまってました。

これまでカミカミしても食べることはほとんど無かったのですが、ラビットファーだったからかも?です。

朝の8時頃だったので、9時にはオープンするかかりつけの獣医さんに連れて行って吐き出して貰うことにして、時間があったのでケスだけ連れ出してお散歩。


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9時と同時に獣医さんに電話をして、予約と予約の間に入れて貰いました。

吐き薬の点滴と吐くまでの小一時間、ケスを病院に預けて、駐車場で待ってました。その時に、ついつい「ケスの爪切りもお願いします」と頼んでしまった私が悪かったとは思いますが‥。

 

40分くらいで呼ばれました。

吐き出したものを見せてもらって、ほぼ全てラビットファーを吐き出せている事を確認。

と、その直後に先生が「この子の爪はうちの病院では切れません」と言われました。

これまで、おおよそ隔月で4回くらいはケスの爪を切って貰っているのに!?

今回、爪を切ろうとしたら、かなりの抵抗をして大暴れだったそうで、それは吐き剤の点滴の時も大変だったと。

そして爪切りの早い段階で目つきがかわり、切ろうとする手を噛もうと狙った、と言うのです。

甘噛みしようとしたんだと思います、まだ甘噛みすることがあるので、と言うと‥

「この子は良くないね、かなり危険な犬だよ、訓練所に預けて相当我慢を教えないととんでも無いことになるよ」と言われたのでした。

 

その時、ジェミニ時代から約20年も色々なことがありながらも、ホームドクターとしてお付き合いしてきたその獣医さんとはもう終わりだな、って思いました。

爪が切れなかったからと言って、体こそ大きくなっているとは言え、まだ子供のケスを訓練所に預けろだの、危険な犬だの、頭ごなしに言うのはいかがなものか?

 

すぐにガンドッグレーニングを習っているまいこ先生にオンラインカウンセリングをお願いしてお話を聞いてもらいました。

全く慣れていない診療室の裏に一人で連れて行かれて、怖いと感じる中で吐き剤の点滴をされて気持ち悪くて、心細いところで爪切りするのに体を拘束されて、パニックだったにちがいない、とまいこ先生がおっしゃいました。

そんな状態で必死の犬の気持ちに寄り添えないような獣医。

しかも20年来の付き合いで、よくぞ言ってくれたな、と思います。

 

そんな話を診療室でしていたら、ケスがもう出たいよーってワン!と吠えました。

ケスが出たがってるのでと言ったら、その獣医が「ママ、そんな甘いもんじゃないよ、出せ‼って命令されてるのがわからないの?」と言いました。

もう、それ以上、その獣医と躾レベルで話をしたくなかったので、適当にスルーして帰宅しました。

 

まいこ先生のアドバイスに従って今は爪切りも電動やすりもOKのケスです。

 

が、事件はそれでは終わらなかった‥💦

 

2月11日の木曜日、この日はケスだけのレッスン日。

朝6時からケスのレッスンをして、その後、エルザ、ブリストルの順番で自主練しました。

エルザが終わり、ブリを車から出そうとした時に、フラットにしているソファにかけているペンドルトンのタオルケットがグシャグシャになっていたので、整えようとしてタオルの端がかなりの幅で齧られていることを発見💦

またかよーーー!と奈落の底に落ちました。


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↑わかりますか?

二つ折りにしたタオルケット、よく見るとかなり破られているのがわかります。

車内には全く残骸が無く、全部食べちゃったようです💧

 

とりあえず、ブリの自主練を終えてから、別の獣医さんへ。

建国記念日セカンドオピニオンにしていた獣医さんが休診。

エルザが腹腔鏡の避妊手術の時にお世話になった病院が、とても若い先生達が親切だったのを思い出してそちらへ。

100%ケス君を疑っていたので、大暴れしますけどお願いします!とケスを預けて駐車場待機。

40分くらいで呼ばれて、ケス君何も吐きません、2回吐き剤入れたけど何も出ないのでケス君はシロですね!と。

 

???

ケス以外に車内のイタズラをして、なおかつ食べてしまうなんて???

そんな犬、我が家にはケスしか居ません!と思いつつ、残るはエルザかブリ君。

発見した時、エルザを車に戻した時だったので、となるとブリ君が犯人?と思うべきですが、そもそもケスを出した一番最初の時に、エルザがイタズラしたのかも?と、内心、ブリ君を犯人にしたくない私はエルザを預けました。

 

エルザを預けて、車に戻ってブリ君の横でスマホ見てたら、ブリ君が私の耳元で、ゲフってやりました。

その時にやっぱり犯人はブリだー‼と私の全直感が言いました。

 

慌ててブリを駐車場から病院へ連れて行き、寸でのところでエルザ救出。

ブリ君、2回に渡って大量に吐き出しました。。。

無事に犯人もわかり、腸に落ちる前に吐き出しも成功して、事なきを得ましたが、お財布からヒラヒラとお札が何枚も飛んで行きました。


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(黒ラブみたいなブリ君🤣とケス君)

 

というわけで、おそらくエルザと自主練している間にブリがイタズラして食べた。

なんで食べちゃうんだろーーー、と落ち込みましたが、ふっと去年の今頃、ブリ連れて夜間救急に駆け込んだのを思い出しました。

あの時もかかりつけの獣医さ役に立たなかった‥。

 

ちょうど1年前の同じ時期に、ブリ君は突然、原因不明の嘔吐を繰り返し、前述の獣医ではレントゲンもCTスキャンも機械が壊れている、とのことで、吐き止めを注射されて様子見ろ、と言われました。

夜まで吐かずにいたのですが、薬がきれて、一気に嘔吐が始まり夜間救急に駆け込んだのでした。

レントゲンとCTスキャンで異物を確認、胃に残ってる部分は内視鏡で取り出して、腸に落ちた分は開腹手術となったのでした。

靴下類はかなり厳重に管理してますが、それっきり、そんなこともなく1年経って、ブリ君にはママの靴フェチがあることをすっかり忘れてました。

それにしても、なぜあんな分厚いタオルケットをビリビリして食べちゃったのか?そこはナゾのままです。

 

昨年、今年と同じ2月、この時期、ブリ君はエルザに発情?みたいな行動を取ったり、ちょっと変です。

そんなこんなで、私の腰よりも犬の安全重視!とクレート2つ車に戻しました。

しかし、悪いことばかりでもなくて、駄目元でクレートの向きを変えて載せてみたら、ジャストで載せられることを発見、犬が自力で二段ステップでグレートに乗り降り出来るレイアウトにできました。

 

ものすごーく長くなりましたが、20年来のお付き合いだった獣医と、こんなことが発端で縁を切ることに。

そしてケス君はそんな獣医のお陰で爪切りをお家で出来るようになり、ブリ君の癖を思い出しクレートを戻すこととなり、全てはハッピーエンドです。

 

最後に10ヶ月のケス君のサイドビュー。

体重27.5キロ、スレンダーシルエットですが、脇腹?あばら部分には程よいお肉がついています。

これから内蔵が大きくなればもう少し厚みも出てくるだろうと思います☺️


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ケスくんとお散歩

気づいてみると、ケスがワクチン前のこっそりお外散歩の頃は、ケスだけ別メニューで私と近所のお散歩をしていたのだけど、ケスのお散歩デビュー以降は、朝晩ともに3頭引きで歩くことが増えて、ここ半年くらいは、ケス一人だけ連れてのお散歩っていうのを、全くしなくなっていた💦

 

基本は朝は車に3頭乗せて運動場へ行き、1頭づつ出して、トイレ散歩、トレーニング、運動の流れで、それぞれのメニューを。

1頭30−45分、3頭で約2時間。

夜は3頭連れてのトイレ目的な歩き散歩。

 

これで問題無いと思っていたが、私の想像を越えて、ケスはエルザやブリストルと一緒の状態に依存するようになっているのかも?と思う節もあり、もっとケス単独の時間を作らないとイケナイな、と思うようになりました。

 

月曜日は朝6時からエルザとブリストルのオビレッスンの日。

これまではケスだけ車中待機で、エルブリのレッスンの後に駐車場の空いてるところでケスの自主トレやってましたが、月曜日はケス君の自主トレはお休みにして、ケスとお散歩する日に決めました☺️

 

絶対にイタズラしてるだろーな、と思って車に戻るや大変申し訳無さそうな顔で震えるケス。

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期待通り、やっぱりやってました‼

今日は私の枕を引きずり下ろして、中の低反発なスポンジを噛んでむしりとってましたわ。
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(ソファから車中泊用ベッドに飛び乗ってそこに置いてあるものをソファまで運んで破壊するのが目下の楽しみ)

エルザもブリもソファからベッドに飛び乗ること自体しないんですが、背の高いケスには余裕らしく‥。

ココで怒り爆発でケスを叱る、というパターンにもう飽きてしまった飼い主です。

ケスを叱ろうが叩こうが、ケスがイタズラした対象物に怒りをぶつけようが(ケスがイタズラしたものは私が怒り狂うほど嫌いなものだった、とケスにわからせる作戦ですが全く効果無し)車中に一人残されるとイタズラ出来るものが無いか?物色して、何かしらやらかしている。

ケスのマイブームが終わる、または心の成長を待つ、しかないのか?と思うのです。

 

これまで、我が家のフラットはケス入れて5頭、何かしらのイタズラをしない子、皆無なので私の常識ではこんなの想定内、めっちゃムカつきますけどね⤵️😭

 

気をとりなして、ケスだけ連れて公園内のお散歩へ。

ケスにもマドロス的なポーズ(波止場でアレに片足乗せて流し目ポーズ)を教えてみたり、高いとこで正座させてみたり‥。
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えっちゃんが一人っ子時代には、お散歩途中でそんなこんなして遊んだなぁ〜とか、思い出しながら、ケスともやってみました。

 

ケスがいつもトレーニングで来ているというのに、公園内をあちこち歩くと、見るもの嗅ぐもの新鮮らしく、楽しそうに飛び跳ねたりして、如何に私はケスの世界を狭めていたか‥と猛省しました。

訓練とか運動とかじゃなくて、もっと普通のこと一杯経験しないとね。


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今朝は昨日とは比べ物にならないほど寒い朝でしたが、早くも桃?の花が咲き始めてました。

 

さぁ、ケス君は来たことなかったココで今日は遊びましょう!


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(いちいち写真撮るのが気に入らない思春期なボクちん、もうすぐ10ヶ月)

公園内にトレイルみたいな道があり「愛犬とのお散歩コース」となっています。

短いのですぐに終点に到着してしまうのですが、森の中を歩いてる雰囲気をほんのちょっと味わえます。

実際はフェンスを堺に東名高速道路ですがw


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前後確認して誰もいなかったので、ちょっとだけリードを放して、ちゃんとコントロールできているのか確認。

今日は初めて行った場所なので、私からあまり離れようとせず、10mくらい先で待っているので、呼んだらバビューンと戻ってきました。

慣れてきてからも同じようにコントロール出来るか?が勝負ですね。

 

あら、瓦解しかけたコーンがあるわ!

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ってことでコーンも回ってみたケス君。

楽しくお散歩して、イタズラしたことはすっかりお互いに忘れて、エルザとブリ君の待つ車へと戻りました。

 

ここのところ、飼い主の左股関節が非常によろしくない状態で、トレーニングも隔日とかじゃないと痛くて無理、な状態です💦

コロナ勃発から約1年止めていた整体に通い始めました〜。

ママ犬のしつけタイム:Mama Dog's Training Session


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(ケスぽんは16日に生後9ヶ月突入)

 

Facebookで素晴らしい動画を見つけちゃったので、Blogでもシェアしちゃおうと思います。

ゴールデンレトリバーの子育て上手なママ犬とそのパピー達。
なんでもお産4回目のベテランママ犬なのだそうで(ちょっとお産回数多いかな?と思うけど、今回のポイントはソコじゃないので・・・)

このベテランママのマナー教育はとっても厳しい、とキャプションが出てますが、こんなベテランママにしっかり育てて貰った子犬と、ママ犬も若くて子供と変わらない初心者ママに育てて貰った子犬で、後天的に身につく性格や性質ってどの程度変わるものなのか?ちょっと興味があります。

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さわぐんじゃね!!!
群がるな!!!
飲むな(ミルク)っつてんだろーー!!!
ワンワンワン!!

ってママが一喝すると、全員静まり返って、「伏せ!」とか「ダウン!」とかの指示なんか出さなくたって、生後2か月やそこらの子達がみぃーんな伏せちゃってお利口さんに。

すごくないですか???
犬同士はこんなにいとも簡単に興奮する子犬をコントロールできるんだ。
多分、ベテランママで子犬の扱いに慣れているという点も大きいのだろうと思うけど。
ママ犬から発せられている無言の圧は鼻息と視線のみで子犬を服従させ、そしてオーラバリバリで、その静かな状態を維持させている感じ。

子犬達はまだ2か月やそこらだけど、自らを落ち着かせようとカーミングシグナルを出したり、子犬の中でもリーダー格?とおぼしき子の行動を他の子犬達が真似していたり。

 

そして子犬達は、「やらされ感満載」なのではなくて「自ら選択してその行動を取っている」ように見受ける。
素晴らしいぃ~!!!

私が目指す犬との関係はコレ!!コレなんです。

出された指示に対してやらされ感満載な犬との関係ではなくて、犬の従いたいという気持ちのコントロール、これが難しい。


パピー達みんなが伏せてる中で、一匹の子が座っちゃったり、立っちゃったとしても、そこでガミガミと「伏せって言ってるでしょー!!!」とイラつかずに無視。
「立ちたければ立ってろ!!その変わりワサついたら許さないからね!」という事なんでしょう。
ついつい、ダメダメの私だったら「伏せ!!」ってそこで指示出して、子犬達を指示漬けにして、「おかーさん、なんか口やかましい」とか「一杯、アレコレ言われるから、何すれば良いのか考える間も無いや・・・」とかって事になってしまうに違いない。


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(スワレと言っても座らずに叱られたケスぽん、やらされ感満載のつまらなーいお顔な反抗期)


出来れば、私もベテランママみたいに、四つ足&犬語でケスぽんのトレーニングセッションをやりたいが、それは無理な相談。

ならば、このママ犬をじっくり研究して、見習える部分を自分なりに取り入れよう!!

何度も何度も、ママ犬の様子をビデオで観察しちゃいました🤣
 ・常に堂々とした一貫した態度
 ・ダメはダメ、そこに妥協は無いという信念
 ・ゴチャゴチャ言わない、言い続けない
 ・何がダメなのか、分かりやすくその場で短く叱る
 ・望ましい行動を維持させるため背中にも目を持つ(五感を磨け)

こんな辺りだろうか???

気づけば、何度となくトレーナーの先生からも言われている事ばかり。
子育て上手なママ犬はサラリとやってのける事なのに、なんと不器用なことか、飼い主の私。

ケスぽん、ただいま絶賛反抗期で、ある意味手を焼いてます。
まさにこの時期が、ケスを私に対して「興味と期待でキラキラのお目目を向けるフラット」に育てるのか、「やる気無さそうに地面の匂いばっかり嗅いでいるフラット」に育てるのか、とっても大事な時期なんだ、ってちょっとプレッシャー感じたりもしてます。

例えば「Aはダメだよ」と教えると、「Bは良いんでしょ?」とイタズラする。「Bもダメなんだよ」と教えると、「じゃぁ、Cは?Cはママ、ダメって言ってなかったよ?」ってまた他のものをイタズラする・・・という、イタズラ連鎖が半端なくて・・・。

それでも叱ってばかりではケスの犬生がツマラな過ぎる。でもイタズラや拾い食いとか、を事なかれ主義的に「そのうち、やらなくなるだろう」と放置する気には全くなれない。
だからこそ、ケスぽんと毎日、トレーニングしてます。
レーニングはケスにとっては、めっちゃ褒められて自信が一杯持てるようになるママとの時間です。
そして叱られるよりも褒められることがどんだけ楽しいことか?だから褒められることをやろう!って自ら行動してくれるようになると良いなーーー。

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