BORN FREE

フラットコーテッドレトリバー3頭との悲喜交々な日々

えっちゃんのトレーニング事情

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エルザの競技訓練のトレーニングが、ここのところギクシャクしている。

ギクシャクし始めたのは、12月のST連合に出た後辺りから‥秋季、ST連合と月1で続けて出したし、1月の千葉ブロックはパスして、2つの競技会で見えた直すべき課題をきっちり修正して2月の埼玉ブロックを狙いましょう、ということにした。

 

先生と何を修正するか?課題の優先順位と修正の難易度を複合的に判断して3つに絞り込んだ。

そこに、脚側の修正は含まれて居なかったのだが‥

エルザと自主練していて感じる小さな違和感。

最初に気になったのは、脚側でキラキラが減ったような気がしたところから‥。

この小さな違和感はあっと言う間に大きな確証へと変わった。

 

自主練スタート前、エルザがとてもつまらなそうにしてる事や、脚側のアップをスタートしてもエンジンがなかなかかからないこと、とか。

ほんのちょっと前までは、やろー!やろー!と鬱陶しいまでに後ろから飛びついて来たり、脚側のアップなんかは、おいおいどんだけ前に出るんだよー!ってほど、気合でグイグイ歩いていたのが‥。

 

つまらなそうにしていても、いざ、練習が始まれば、エンジンかかりにくくても、エルザは一生懸命やっているし、集中力もある。眼差しも真剣だ。

うーむ、、、しかし、その場作業の伏せへの反応や、行進中の作業のコマンドへの反応が緩慢になっているよーに思う。

私の勘違いなのか?やはり何かエルザが変わったのか?

 

以前からごく稀に何かが乗り移ったか!?それとも神の降臨かって時があり、そんな時の脚側は、本番で10科目やれれば理事長賞取れるかもだよーー✨✨✨な、派手派手なキラキラ感満載なのだが、そうじゃない時との差がめっちゃ大きくなったと言うか。

 

その差が大きいことが気になり、最初に先生に相談したのは年明けの4日、お正月明けのレッスンで。

でもエルザ、先生が居るとめっちゃ張り切って良いところ見せようとして、神が降臨しやすいため、なかなか日頃の緩慢と感じる作業や、地味になってしまった脚側を披露できないのだ。

言葉で説明し、先生も一生懸命、想像はしてくれるのだけど、「じゃあ、ちょっと見せて下さい」と言われて、いざ、いつも通りにやると、やたら出来の良いエルザ。

キラキラ一杯じゃん!

いつもと違うよね?

ウソついてるよね??

 

こんな訓練初めであったが、その場作業の反応速度の改善は元々の改善すべき3つの課題の1つであったので、あれこれ、様々な方法で速度改善を目指している。

100万回やればできるようになるに違いない、コツコツと毎日の積み重ねが大切!と、コツコツ、コツコツ。

 

具体的にはコマンドに対して素早い反応で伏せることを改善目標に掲げているのだが‥

1.指導手がオヤツを持った手を床に素早く移行させながらコマンドを出して誘導で直す方法、2.停座から伏臥に移行する時に前足を私の足でチョンと外す(はしご外しの要領)方法、3.後ろから頭を払う(叩くとも言う)嫌悪による正解の導き方法とか🤣

 

結論から言うと、エルザは上記3つの方法はどれも素早く伏せることが出来る。が、しかし‥自主性をもって素早く伏せようという意識は全く芽生えない。

3の後ろから頭叩く方法は相当イヤだから、すぐに叩かれないように伏せるようになるだろう、と思いきや‥。

 

毎度、速攻で伏せさせられた後に、こちらを見上げる顔には「べつに?」って書いてある。

前足払いと頭払いのWコンビネーションをキメてみても「べつに?」。

 

全てが素早い伏せをする為の親切なアシストになってしまって、それが無い限りは自分からは絶対に素早くなんか伏せません‼という強い意志表示。

 

それでも、素早く伏せたらものすごく褒めて、褒めて、褒めちぎると、ちょっと気分がキラキラするらしく、ここ最近は10回に一回くらい、間違って自分で早く伏せるようになってきた🤣

 

脚側は、おそらくピアノの和音で表現するならば、耳を塞ぎたくなるであろうほどの不協和音。

そもそも指導手に合わせるという意識が極小のエルザなので、スピードが全く合わない。

私はゆっくり目に歩くことでエルザの前ポジションをコントロールしたいのだが、そうすると一見キラキラ風の顔上げをするが、実際は全く力が入らず。

じゃあ、エルザの好きな速さで歩いてあげるよ、って速度を上げると100キロの荷物でも担いでいるのか?と聞きたくなるほど、低い姿勢で私の足に絡むようについて歩く。

地味過ぎるやろー、その脚側、ぜんぜんえっちゃんじゃないじゃん!😭っていう状況にまで進みました。

 

で、昨日のレッスンでさらにひどくなっている状況を説明したけれど、やはり先生の前なので、むしろ脚側えぇやん!っていう出来栄えで、上手く日頃の地味脚側を見せる事出来ず。

 

迎えて今朝の自主練、どーせエルザはまたつまらなそうにやるんだろうな‥と半ば、残念な気持ちのままスタートした私。

 

ところが???

 

エルザの脚側がキラキラキラ化している。

顔上げで見せるお顔は笑顔、お目目もキラキラ。

うっそーーー、なんでー???と思いながら、その場作業へ。

 

ダウン!のコマンド、ダと言った瞬間にシュタっ‼と伏せた。

うっそーーーー、ついに?ついに?ついに?自力でやる気になってくれたのね!?

もう一回、試しにダ!シュタッ!!

 

やだぁ、えっちゃんが自主練でめっちゃ良い〜と嬉しくなりました。

その他の練習も非常に良く、とっても清々しく練習を終えてふっと見ると、はるか遠くに見慣れたワー○マンのダウン上下の人が‥

 

50m以上は離れてましたが、先生が来てました。 

 

エルザはそれをずっと早くに察知して、キラキラしてたんだと思います。

ってことは明日はまた、あのつまらない地獄なのか‥。

ほんとビッチってイヤだわ。


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