(ケスぽんは16日に生後9ヶ月突入)
Facebookで素晴らしい動画を見つけちゃったので、Blogでもシェアしちゃおうと思います。
ゴールデンレトリバーの子育て上手なママ犬とそのパピー達。
なんでもお産4回目のベテランママ犬なのだそうで(ちょっとお産回数多いかな?と思うけど、今回のポイントはソコじゃないので・・・)
このベテランママのマナー教育はとっても厳しい、とキャプションが出てますが、こんなベテランママにしっかり育てて貰った子犬と、ママ犬も若くて子供と変わらない初心者ママに育てて貰った子犬で、後天的に身につく性格や性質ってどの程度変わるものなのか?ちょっと興味があります。
さわぐんじゃね!!!
群がるな!!!
飲むな(ミルク)っつてんだろーー!!!
ワンワンワン!!
ってママが一喝すると、全員静まり返って、「伏せ!」とか「ダウン!」とかの指示なんか出さなくたって、生後2か月やそこらの子達がみぃーんな伏せちゃってお利口さんに。
すごくないですか???
犬同士はこんなにいとも簡単に興奮する子犬をコントロールできるんだ。
多分、ベテランママで子犬の扱いに慣れているという点も大きいのだろうと思うけど。
ママ犬から発せられている無言の圧は鼻息と視線のみで子犬を服従させ、そしてオーラバリバリで、その静かな状態を維持させている感じ。
子犬達はまだ2か月やそこらだけど、自らを落ち着かせようとカーミングシグナルを出したり、子犬の中でもリーダー格?とおぼしき子の行動を他の子犬達が真似していたり。
そして子犬達は、「やらされ感満載」なのではなくて「自ら選択してその行動を取っている」ように見受ける。
素晴らしいぃ~!!!
私が目指す犬との関係はコレ!!コレなんです。
出された指示に対してやらされ感満載な犬との関係ではなくて、犬の従いたいという気持ちのコントロール、これが難しい。
パピー達みんなが伏せてる中で、一匹の子が座っちゃったり、立っちゃったとしても、そこでガミガミと「伏せって言ってるでしょー!!!」とイラつかずに無視。
「立ちたければ立ってろ!!その変わりワサついたら許さないからね!」という事なんでしょう。
ついつい、ダメダメの私だったら「伏せ!!」ってそこで指示出して、子犬達を指示漬けにして、「おかーさん、なんか口やかましい」とか「一杯、アレコレ言われるから、何すれば良いのか考える間も無いや・・・」とかって事になってしまうに違いない。
(スワレと言っても座らずに叱られたケスぽん、やらされ感満載のつまらなーいお顔な反抗期)
出来れば、私もベテランママみたいに、四つ足&犬語でケスぽんのトレーニングセッションをやりたいが、それは無理な相談。
ならば、このママ犬をじっくり研究して、見習える部分を自分なりに取り入れよう!!
何度も何度も、ママ犬の様子をビデオで観察しちゃいました🤣
・常に堂々とした一貫した態度
・ダメはダメ、そこに妥協は無いという信念
・ゴチャゴチャ言わない、言い続けない
・何がダメなのか、分かりやすくその場で短く叱る
・望ましい行動を維持させるため背中にも目を持つ(五感を磨け)
こんな辺りだろうか???
気づけば、何度となくトレーナーの先生からも言われている事ばかり。
子育て上手なママ犬はサラリとやってのける事なのに、なんと不器用なことか、飼い主の私。
ケスぽん、ただいま絶賛反抗期で、ある意味手を焼いてます。
まさにこの時期が、ケスを私に対して「興味と期待でキラキラのお目目を向けるフラット」に育てるのか、「やる気無さそうに地面の匂いばっかり嗅いでいるフラット」に育てるのか、とっても大事な時期なんだ、ってちょっとプレッシャー感じたりもしてます。
例えば「Aはダメだよ」と教えると、「Bは良いんでしょ?」とイタズラする。「Bもダメなんだよ」と教えると、「じゃぁ、Cは?Cはママ、ダメって言ってなかったよ?」ってまた他のものをイタズラする・・・という、イタズラ連鎖が半端なくて・・・。
それでも叱ってばかりではケスの犬生がツマラな過ぎる。でもイタズラや拾い食いとか、を事なかれ主義的に「そのうち、やらなくなるだろう」と放置する気には全くなれない。
だからこそ、ケスぽんと毎日、トレーニングしてます。
トレーニングはケスにとっては、めっちゃ褒められて自信が一杯持てるようになるママとの時間です。
そして叱られるよりも褒められることがどんだけ楽しいことか?だから褒められることをやろう!って自ら行動してくれるようになると良いなーーー。