2月16日でケスが満10ヶ月となりました。
生後6ヶ月を過ぎた頃から、自我にも目覚め個性も日々、くっきりしてきているように思います。
色々なものに興味津々なケス、車の中でのイタズラに目覚めてしまいました。
ケスが我が家に来てから、ずーっと車の中ではクレートに入れていたのですが、ハイエースのキャンカー仕様のため、ソファをフラットシートに展開して、そこにクレートを載せると、ものすごく高い位置になります。
ケスを抱っこで載せて、抱っこで下ろすのが大変となり、腰痛もひどくなってきたためにクレートを下ろして、車内フリーにしたのが10月頃でした。
エルザとブリストルのレッスンの日はケスは一人で駐車場で車中待機となりますが、最初はイタズラもせずに二度寝しながら待っててくれたのが、イタズラに目覚めてしまってからは、私のイタズラ対策とそれを出し抜くケスのいたちごっこに。
私のベッドゾーンから引っぱり出した枕、中のスポンジを噛みちぎりまくったり‥。
そんな状況の中、生後9ヶ月から10ヶ月になるまでの1ヶ月で色々な事が有りました。
そんな中でも特筆すべき2点、記録として残しておこうと思います。
まず、2月1日の月曜日の事件、車中待機していたケスは、私の車内ベッドゾーンに飛び乗り(エルザもブリもベッドは高いため飛び乗ったことがありませんが、ケスは余裕で行ったり来たり)、前日のガンドッグのレッスン後に私がベッドの上に置いたトレーニングベストをチェック。
トレーニングベストにはダミー3本とラビットファーのついたネックウォーマーが入ってましたが、それらを全部ベストのポケットから出して、ネックウォーマーを食いちぎり、なんと半分も食べてしまってました。
これまでカミカミしても食べることはほとんど無かったのですが、ラビットファーだったからかも?です。
朝の8時頃だったので、9時にはオープンするかかりつけの獣医さんに連れて行って吐き出して貰うことにして、時間があったのでケスだけ連れ出してお散歩。
9時と同時に獣医さんに電話をして、予約と予約の間に入れて貰いました。
吐き薬の点滴と吐くまでの小一時間、ケスを病院に預けて、駐車場で待ってました。その時に、ついつい「ケスの爪切りもお願いします」と頼んでしまった私が悪かったとは思いますが‥。
40分くらいで呼ばれました。
吐き出したものを見せてもらって、ほぼ全てラビットファーを吐き出せている事を確認。
と、その直後に先生が「この子の爪はうちの病院では切れません」と言われました。
これまで、おおよそ隔月で4回くらいはケスの爪を切って貰っているのに!?
今回、爪を切ろうとしたら、かなりの抵抗をして大暴れだったそうで、それは吐き剤の点滴の時も大変だったと。
そして爪切りの早い段階で目つきがかわり、切ろうとする手を噛もうと狙った、と言うのです。
甘噛みしようとしたんだと思います、まだ甘噛みすることがあるので、と言うと‥
「この子は良くないね、かなり危険な犬だよ、訓練所に預けて相当我慢を教えないととんでも無いことになるよ」と言われたのでした。
その時、ジェミニ時代から約20年も色々なことがありながらも、ホームドクターとしてお付き合いしてきたその獣医さんとはもう終わりだな、って思いました。
爪が切れなかったからと言って、体こそ大きくなっているとは言え、まだ子供のケスを訓練所に預けろだの、危険な犬だの、頭ごなしに言うのはいかがなものか?
すぐにガンドッグトレーニングを習っているまいこ先生にオンラインカウンセリングをお願いしてお話を聞いてもらいました。
全く慣れていない診療室の裏に一人で連れて行かれて、怖いと感じる中で吐き剤の点滴をされて気持ち悪くて、心細いところで爪切りするのに体を拘束されて、パニックだったにちがいない、とまいこ先生がおっしゃいました。
そんな状態で必死の犬の気持ちに寄り添えないような獣医。
しかも20年来の付き合いで、よくぞ言ってくれたな、と思います。
そんな話を診療室でしていたら、ケスがもう出たいよーってワン!と吠えました。
ケスが出たがってるのでと言ったら、その獣医が「ママ、そんな甘いもんじゃないよ、出せ‼って命令されてるのがわからないの?」と言いました。
もう、それ以上、その獣医と躾レベルで話をしたくなかったので、適当にスルーして帰宅しました。
まいこ先生のアドバイスに従って今は爪切りも電動やすりもOKのケスです。
が、事件はそれでは終わらなかった‥💦
2月11日の木曜日、この日はケスだけのレッスン日。
朝6時からケスのレッスンをして、その後、エルザ、ブリストルの順番で自主練しました。
エルザが終わり、ブリを車から出そうとした時に、フラットにしているソファにかけているペンドルトンのタオルケットがグシャグシャになっていたので、整えようとしてタオルの端がかなりの幅で齧られていることを発見💦
またかよーーー!と奈落の底に落ちました。
↑わかりますか?
二つ折りにしたタオルケット、よく見るとかなり破られているのがわかります。
車内には全く残骸が無く、全部食べちゃったようです💧
とりあえず、ブリの自主練を終えてから、別の獣医さんへ。
エルザが腹腔鏡の避妊手術の時にお世話になった病院が、とても若い先生達が親切だったのを思い出してそちらへ。
100%ケス君を疑っていたので、大暴れしますけどお願いします!とケスを預けて駐車場待機。
40分くらいで呼ばれて、ケス君何も吐きません、2回吐き剤入れたけど何も出ないのでケス君はシロですね!と。
???
ケス以外に車内のイタズラをして、なおかつ食べてしまうなんて???
そんな犬、我が家にはケスしか居ません!と思いつつ、残るはエルザかブリ君。
発見した時、エルザを車に戻した時だったので、となるとブリ君が犯人?と思うべきですが、そもそもケスを出した一番最初の時に、エルザがイタズラしたのかも?と、内心、ブリ君を犯人にしたくない私はエルザを預けました。
エルザを預けて、車に戻ってブリ君の横でスマホ見てたら、ブリ君が私の耳元で、ゲフってやりました。
その時にやっぱり犯人はブリだー‼と私の全直感が言いました。
慌ててブリを駐車場から病院へ連れて行き、寸でのところでエルザ救出。
ブリ君、2回に渡って大量に吐き出しました。。。
無事に犯人もわかり、腸に落ちる前に吐き出しも成功して、事なきを得ましたが、お財布からヒラヒラとお札が何枚も飛んで行きました。
(黒ラブみたいなブリ君🤣とケス君)
というわけで、おそらくエルザと自主練している間にブリがイタズラして食べた。
なんで食べちゃうんだろーーー、と落ち込みましたが、ふっと去年の今頃、ブリ連れて夜間救急に駆け込んだのを思い出しました。
あの時もかかりつけの獣医さ役に立たなかった‥。
ちょうど1年前の同じ時期に、ブリ君は突然、原因不明の嘔吐を繰り返し、前述の獣医ではレントゲンもCTスキャンも機械が壊れている、とのことで、吐き止めを注射されて様子見ろ、と言われました。
夜まで吐かずにいたのですが、薬がきれて、一気に嘔吐が始まり夜間救急に駆け込んだのでした。
レントゲンとCTスキャンで異物を確認、胃に残ってる部分は内視鏡で取り出して、腸に落ちた分は開腹手術となったのでした。
靴下類はかなり厳重に管理してますが、それっきり、そんなこともなく1年経って、ブリ君にはママの靴フェチがあることをすっかり忘れてました。
それにしても、なぜあんな分厚いタオルケットをビリビリして食べちゃったのか?そこはナゾのままです。
昨年、今年と同じ2月、この時期、ブリ君はエルザに発情?みたいな行動を取ったり、ちょっと変です。
そんなこんなで、私の腰よりも犬の安全重視!とクレート2つ車に戻しました。
しかし、悪いことばかりでもなくて、駄目元でクレートの向きを変えて載せてみたら、ジャストで載せられることを発見、犬が自力で二段ステップでグレートに乗り降り出来るレイアウトにできました。
ものすごーく長くなりましたが、20年来のお付き合いだった獣医と、こんなことが発端で縁を切ることに。
そしてケス君はそんな獣医のお陰で爪切りをお家で出来るようになり、ブリ君の癖を思い出しクレートを戻すこととなり、全てはハッピーエンドです。
最後に10ヶ月のケス君のサイドビュー。
体重27.5キロ、スレンダーシルエットですが、脇腹?あばら部分には程よいお肉がついています。
これから内蔵が大きくなればもう少し厚みも出てくるだろうと思います☺️