BORN FREE

フラットコーテッドレトリバー3頭との悲喜交々な日々

久しぶりのドッグショー 京都府連合&近畿インター

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ブログの更新をせねば・・・と思いつつ、しばしサボっておりました。
4月後半の春季本部競技会についても、まだ記録を残していないうちに、記憶の方はどんどん遠ざかっておりますが・・・。

なんと先週末は2年半ぶりに出来心?で滋賀県竜王町のドラゴンハットまで、ドッグショー参加で遠征をしてきました。
往復840キロ、アクセルを踏み続けているだけでも・・・なんならシートに座っているだけでも筋肉痛になった私の太腿ちゃん、大丈夫かい?🤣

久しぶりのドッグショー、疲れる!!!
なんてったってパドックの設営という肉体労働が・・・訓練競技との違い。
あ、訓練競技もみんなで手分けして机やテント運ぶことはありますが、ドッグショーは他にもお道具が多くて・・・。しかも全部一人で運ぶのよ。

今回はブリストル1頭の出陳、2年半ぶりだけどやる事はさほど複雑ではないと思っていた。
触審、ラウンド、アップダウン、ラインナップでのスタック、乱暴に言えばこの4つの組み合わせだし、順番もあらかた決まっている。
私は大丈夫だけど、果たしてブリ君は覚えているのか???

がしかし、初日はブリ君は覚えているのか???ではなくて、アンタがすっかり忘れてたよね!!!っていうダメダメの内容でした💦

>触審、ラウンド、アップダウン、ラインナップでのスタック、乱暴に言えばこの4つの組み合わせ

なんて気軽に書いているけど、2年半前までほそぼそとでもドッグショーを続けていた頃は、その各所で自分なりに注意ポイントがあり、下手クソであっても注意ポイントをクリアする事が目標となっていたのだが、そーいう事全部忘れちゃってました。

触審でジャッジの先生がどういう順番で何を見るのか?とかも忘れてしまっていて、ベイドでムダな事したり・・・

ショーの出来栄えは散々なものでありましたが・・・いくつか得るものもありました。
そして、これまた訓練にも共通する「自分の甘さ、弱さ」を強く痛感する事が出来た、というのも得るものの1つです。

それは何か?というと・・・
いつもいつも、訓練の先生から「犬に合わせるな」「犬に合わせたら最後、犬は何もやらなくなりますよ」というコワ―いお言葉、耳タコなはずなのに、訓練では先生が細かく指摘して下さるんで、なんとかなりつつあるけど、ドッグショーでは完全にブリ君に寄ってしまう自分がいました。

今回のドッグショーは久しぶりの参加なので、とにかくひたすら楽しくやれればそれで良い、と思っていました。
ありがちな言葉です。

「楽しくやれればそれで良い」

それは間違ってないし、オナハンなんだし最低限楽しくなければやる意味が無いと思っています。
が・・・「楽しくやる」って具体的にどういう意味???って部分が大事かな、と思います。

ただ単にヘタクソ炸裂のまま、あーーー楽しかったーーーー!!!って言えるほどビギナーではない私(苦笑)

「楽しくやる」って訓練なんかでもそうなんですが・・・
私にとって「あぁ、楽しかった」と思える内容というのは、結果の如何ではなくて、やはり「練習してきた事を最大限リングの中でやれるように最後までやり切れた?」という事、自分だけではなくて一緒にやる犬共々に。
(実際、練習通り100%でやれる本番なんて無いと思うので、98%まで近づける事が出来たのか、70%で終わってしまったのか・・・という感じ)

今の実力を出し切れた!!!と思える終わり方が出来れば、結果云々ではなくて「楽しかった!!」と次につながる期待も含めて満足感を得る事が出来ます。
来て良かった、出て良かった、頑張って練習して良かった、、、などなどの想いと共に。

でも結果が偶然にも良くても、自分にはわかっている練習とは全然違う出来栄え、であったり、あれだけ注意していた事がやれなかった、ハンドラーがそんなだから犬も上の空のフワフワ、ドナドナ・・・という終わり方は、「今回は良かったとしても次に向けてどうしたものか・・・」と気持ちは、喜びや満足とは違うものになります。

だから、簡単に「楽しくやることが目標」と言っても、それを達成するって結構大変というか、その「楽しかった」を積み上げることが出来れば、オナハンとしては本番までのプロセスを含めて「犬と一緒に楽しめてる」と言えるのかな、と思います。
自己満足かもしれないけど、プロじゃなくてアマチュア、趣味なので「勝ち」にこだわるよりも、プロセスを含めて愛犬と向きあう全時間を大事にしたいです。

今回、初日の京都府連合で私がやらかしたダメダメを列記して、以降の戒めにしたいと思います。
1)ブリストルが元気良く尻尾を振ってくれるように、リングイン前にやたらと甘やかしてしまった。

2)ブリストルに私は何をして欲しいのか?朝の練習でちゃんとやり取りが出来ていなかった。(ただ元気よく走るからOK!!みたいな・・・ドッグショー舐めるなよって話でした)
3)ベイドの出し方が褒めの褒賞ではなくて賄賂的になっていた。
4)そもそもブリの顔を全くみてない、目を見てない、一緒にやってる感ゼロ。
5)ジャッジの先生が何を見ようとしているのか、せめて個別審査の時くらいはプレゼンを上手にやれ。

というワケで、動画も見たくないほど、土曜は自分の不甲斐なさに落ち込みました。
褒美ではなくて賄賂で出しているベイド、全頭の個別審査が終わり、並んでいるところを横からジャッジが見る時間、しっかり格好良く立ってくれ!!ってブリ君にオヤツだしたら、ブリ君が途中で「もう要らない」って言ったんです(悲)、、、それよりも一杯いる犬達の方が気になると・・・。
リングの中で、ベイド不要と言われるハンドラーと愛犬、それぞれバラバラの思い。
お互いの気持ちを合わせて、愛溢れるショーイングにしたいと思っていたのに、目標と真逆の二人の状態・・・

その落ち込みはどれほど深かったか・・・。

でも、応援に来てくれたエルザのハーフシスターにして名犬ベッキーの飼い主、IKUOさんに励まされ、諭され、夕方、ブリストルとケスとIKUOさんと私でリングで練習しました。
ケスが前にいるとブリが走る。
そうだ!そうだったわよ!!と思い出しました。
ブリ君、先頭の時よりも前に犬がいる時の方が走るんでした。

もう日曜の近畿インターは棄権しようか・・・とまで考えたけど、IKUOさんに励まされて、練習もして気持ちも上向き、出陳する気になりました。

日曜の近畿インターに向けての目標はただ1つ、「ブリ君の顔を見て気持ちを合わせて元気よく、そして褒めること」でした。

私のハンドリング自体は会いあわらずの失敗だらけ(アンヨずれてるのに気づかなかったけど、そーいえば後ろの左足をすぐにズラすんだった、って事も思い出した)でしたけど、とにかくブリ君がニコニコのお顔で元気良く走ってくれて、目標は達成できた。

なので、ショーの後は満足感を感じることが出来て楽しかったです。
とてつもなく低い目標なんだけど、それでも1つづつクリア、すっかり離れていたドッグショーですが、少しづつまた出して行こうかなって思える終わり方が出来て良かったな、と思いました。

写真は近畿インターで、ブリの同胎のチェルちゃんのオーナーさんから頂いたお写真(冒頭のお写真含めて何ま枚も)しかないので宝物です。
そして応援に来て下さったお友達から頂いた動画も嬉しい限り。

今回は色々な事を思い出したドッグショーでした。

 

番外編

ケスの同胎のファブちゃん、京都府連合でBOBのお祝い、焼き肉をゴチになりました❣
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そして〜焼き肉の後はスイーツを求めて和食レストラン「さと」へ。


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夕陽が沈む時、ものすごく綺麗だった西の空。

一期一会、どんな時でも嬉しい事、感動する事はそここにあるわ‼

ケス君1歳のプチお誕生日会

4月16日、我が家の3番手、ケス君がめでたく1歳のお誕生日を迎えました。
FacebookInstagramでたくさんのお祝いコメントを頂きまして、ありがとうございます。
リアル誕生日Dayは金曜日、年度末近し、という事もあって、お誕生日お祝いをする余裕は全くなかったのですが、今週の月曜日にお里のDoggy Park Bell Houseに押しかけて、勝手にお店の壁に飾り付けなんかもして、プチお誕生日会を敢行しました😆

というのも、ケス君は残念なことにエルザとブリストルが出陳予定の春季本部訓練競技会と、お里主催のお誕生日会が重なってしまって欠席しなければならないのです😢😅

そんなケスのために、しーちゃん(ベルままんちに残った同胎のシルヴィア)とクヌート(Reeさんちへ行った同胎の男の子、Instaではgoodtimeさ)と一緒にお祝いしました。

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馬肉のミートローフケーキもお里に送りつけた😆


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ベルままにアマゾンでコレを買っといて、とメッセしたしーちゃんのピンクの三角帽とよだれ掛け😆

3日前から「しーちゃん、ちゃんと写真撮れるか心配‥」と言っていたけど、ウソみたいにあっさり座ったら最後動きません!

クヌートとケスはおそろいの水色の三角帽とよだれ掛け❤、真ん中にしーちゃんで、サクサクっとケーキの前でお誕生日撮影しました。


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可愛すぎ😍バカ親ですみません💦

当然、バカ親なのでケーキ食べてるところの動画は宝です‼(クヌートのママ撮影)


19.Apr.2021 Kestrel 1's BD Party with his Siblings, Silvia and Knut - YouTube

 

記念にスタック写真も撮りました。

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なぜかスタック写真撮る時は汗だくになる飼い主

 

思えばケスのお父さんのダンテとお母さんのトゥルーラが交配して赤ちゃんが13頭(1頭は天使)も産まれた時、コロナウィルス蔓延防止のための緊急事態宣言の最中。
誰もが初めての経験、しかし数か月でどうにかなるだろう・・・と思っていたけど、全く終息の目途を見ることも無く1年が過ぎた。

こんな言い方はかなり語弊があるんだけど、コロナじゃなかったらケスは迎えてなかったと思う。
はい、コロナでペット需要が伸びている、という話は良く聞きますが、実際に私もコロナだから3頭目を迎える、という決断に踏み切ることが出来たのでした。

 

4月16日に産まれたケス君達兄弟姉妹、6月の終わりには女の子3頭、男の子6頭のオーナーさんが決まり、それぞれのお家へ旅立って行き‥。

私はお里に残っている水色リボン君が気になって気になって。実は一番最初に見たパピー達の個別写真で、水色君が良いなって思っていたので、お里でまだオーナー募集中となると、もう水色君のことしか考えられない。

3週間連続で水色君に会いに行き、固い決意を決めました。

会いに行くたびに、水色君とだけドッグランで遊んだんだけど、小さくて本当に可愛かった。


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写真は我が家に来て5日目、自宅前の芝生広場でエルザ、ブリストルと一緒に撮った写真。

 

あっと言う間の1歳、きっと兄弟姉妹達のオーナーさんも同じように感じているんじゃないかな。

縁があったから出会って、そして家族になった。

お迎えした日の嬉しい気持ちを風化させることなく、ケス君という個性を伸ばしていきたいな。

 

さて、お誕生日会の後はプールで、ドッグランで遊びまくりました。

付添いのエルザとブリストルも、バースデーケーキのおすそ分けをして貰って元気に泳いで走り回りました。



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クヌート(左)とケス(右)



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ドッグランで左からケス、エルザ、ブリストル

 

楽しい1日を、ケスの同胎のしーちゃん、クヌートと一緒に過ごすことが出来て、ケス君の今日の絵日記はページからはみ出るほど、たくさんの楽しい事が記されたと思います☺️

ケス君の事件簿‐2

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(ボクの出番はまだなのか?)

 

2週間前くらいの土曜日の出来事ですが、ちょっとした事件がありました。

いつものように、いつもの運動場で1頭づつ運動と訓練をしていた時でした。
確かエルザとやっていた時で、車のケージにはブリ君とケスを残してました。

ちょっと暑い日だったので、背面ドアとスライドドアを開けていました。

 

エルザと訓練していると・・・酔っぱらったような男の人の怒鳴る声が聞こえてきます。
最初は特に気にせずにいたのですが、何度も怒鳴っているので、ふとそっちの方向を見ると、、、おや???黒い犬が1頭、尻尾振りながら、酔っぱらいとおぼしき?男の人と対峙しているではないか!

犬と男の人の距離5mくらいか?

男の人は黒犬に向かって、

「この馬鹿野郎が~!!!ブチ殺すぞー!!!」的な事をずーっと怒鳴りつけている。
どこかの犬が車から出ちゃったのかしら???
え!?!?!?ケスじゃん!!!

私とエルザのいる場所から、ケスが尻尾振りながら立ってる位置までは20mくらいありましたが、ケス~!!!って手を大きく振りながら呼んだら、ケスが気づいて、一木さんで走ってきました。
もちろん、リードがついてないので、呼び戻したところで首輪を掴んで捕獲。


すると当然ながら、ケスに怒り心頭だった男の人が怒鳴りながら、こちらに向かって、怒鳴りながら歩いてきました。

「なんだ、バカ野郎!!!ふざけんな、こいつがオレの顔を噛みやがった!!金出さないならブチ殺すぞ!!」

お顔を拝見する限り、お怪我はない模様。

もちろん、コロナ禍であろうとも、マスク未使用で怒鳴りちらしている。
酔っぱらっているのか?どうかは不明ですが、昼の日中だったので自なのかも。
歯がほとんど無い、、、ホームレスの人にしか見えないいでたち。

 

おそらく想像するに、ハウスから脱走して車から飛び出たケスと、このホームレスの人が出くわして、ケスが大喜びでこの人の顔に向かってハイジャンプをして、鼻先がこの人の顔に当たったのか???

 

「すみません、ハウスに入れてたんですが、出ちゃったみたいで・・・申し訳ありませんでした」

と謝罪すると、

「なんだ、バカ野郎!!!ふざけんな、こいつがオレの顔を噛みやがった!!ホントだったらブチ殺すところだぞ!!金だせ!!」
と、こちらににじり寄りながら、同じ事を繰り返す。

私も同じように「すみませんでした」と謝罪を繰り返す。

 

正直なところ、恐怖心は全くありませんでした。
ヨタヨタしてるし、周囲はサッカーや野球、フリスビー競技(フリスビーでサッカーみたいにゴールを狙うゲーム)をやっている学生やら、社会人やらが一杯。 

仮に暴力をふるわれた場合、目撃者も一杯いる。
しかし、ケスがどういうワケだか、車のハウスから出てしまった事については、監督不行き届きであり、私の失態なので謝罪を繰り返すことに。
暴力を振るってきた段階で、逃げて警察に連絡かな、と考えてました。

 

しばらく、そのホームレスとおぼしき人と同じ会話を繰り返していたら、すぐ隣でフリスビー競技をしていた学生?と思われる男性が、「大丈夫ですか?」と声をかけてくれました。

「犬が車から逃げてしまったようで、こちらの方にご迷惑をおかけしちゃったみたいで、謝っているんですが、ご理解いただけなくて・・・」と伝えたら(その間も、浮浪者とおぼしき男の人は今度はその学生風の男性に向かって怒鳴り続けていた)、その学生風の男性が、「オレに言っても仕方ないでしょ、オレの犬じゃないんだから」と、言い返すと、「にーちゃんは悪くないんだよ、てめー、この野郎、この女の犬が悪いんだぁ~!!」と、やけに学生風の男性にはニヤニヤしながら下手でした。

私がまた「すみませんでした」と謝ると、その学生風の男性が「もう、何度も謝ってるんでしょ、これくらいで終わりにした方が良いよ」と言ってくださり、そのホームレスとおぼしき男の人は、私への勢いも失いつつ、「ふざけんなー。今度はブチ殺してやるからなー」と言いながら、去っていきました。

一体どーいう事なのか???と、ケスとエルザを連れて慌てて車に戻ると・・・
あり得ない状態でケスがハウスから脱走した事がわかりました。


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(犬って想像を超える形でハウスから脱走しますよね、フロントパネルはケージの床と同じサイズ、このパネルが内側に倒れる時、内側にいたケスがどうよって出たのか?再現フィルムがあれば見てみたい)

 

この手のケージをお使いになられた事のある方ならわかると思いますが、犬が中に居る状態で、扉のついている前面のパネルが内側に倒れている。
パネルが半分くらい倒れたところで、倒れるパネルを乗り越えて中から出たのか???
それにしても荒業だ💦
2か所にナスカン(ショートリードが2本あったのでそのナスカンを使った)をつけてパネルが外れないように補強してケスを収納。

あまりにもどっと疲れが出てしまって、しばし、事件についてケスのブリーダーであり、古い友人のベルままにメッセで報告。

そして、気を取り直して、エルザの練習を再開しようと歩いていたら、少年野球の保護者?と思しき女性が声をかけてきた。

「さっきの怒鳴っていた人、あなたの車のスライドドアのところから、中を物色してて、そしたらワンちゃんが飛び出してきたんですよ」と教えてくれた。

車上荒らし?をしようとしていたのか?
あの人が車の中を覗いて、ケスが興奮して暴れてフロントパネルが内側に倒れたのか???
それとも犬を逃がそうとしてガチャガチャやっていたら、パネルが倒れたのか???
イヤイヤ、それなら手前のケージに入っていたブリのケージの扉を先に開けるだろうから、やっぱりケスが見知らぬ人がのぞき込んだ事に大喜びをして、興奮して暴れてフロントパネルが倒れる結果となったに違いない。

少なくとも吠え声は聞こえなかったと思うんだけど・・・
気づいた時には、完全にケスは車の外にいて、怒鳴っているホームレス風の男の人と距離を保ちつつも、尻尾フリフリしてたので、遊んで貰えるとでも思ったのか。。。

その辺りのケスの動きについては、その女性の方も分からないと言ってました。

 

河川敷の運動場に沿って車が1台づつズラ――――っと並んで停められる形式の駐車場で見通しも悪くないですし、犬を載せている車はサイドを開けっ放しにしている車も多いです。
暑くなってきたので、背面ドアだけでは風抜けが悪いか?とサイドドアも開けていたけど、運転席や助手席の窓と背面ドアを開けるようにするのが安全か。。。
いずれにしてもケスが二度とハウスから脱走出来るような事があってはならないと、後日、ナスカン追加で補強しまくりました。

ケスがケージから脱走する事が出来た、という驚くべき事実と、ホームレス風の人が怒っていたように、おそらく見ず知らずの人に飛びついて、顔に鼻先が当たるなどの危険行為があったという事実。
今回は怪我をさせる、などの事件に発展せずに済んで不幸中の幸いでした。

 

いやいやいや~、ホントに色々あるわぁ。。。

ブリ君はずーっとケージの中で静かに見守っていたのだろうか・・・?
まさか、爆睡中だったとか。。。


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(驚かせちゃってゴメンねー byケスぽん)

A LONG VACATION


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学生時代は色々なアルバイトをしていた。

今にして思えば私の学生時代は人生のロングバケーションのように思える。

飲食店、アパレルショップ、家庭教師、受付嬢、ウグイス嬢、宛名書き、展示会コンパニオンなどなど、親が心配するようなバイトには手を出さなかったが、色々なアルバイトをした。
大概、3か月くらいしか続かないのがアパレルショップ系のバイトだったけど、今にして思えばケバい店長に割と可愛がって貰えたと思う。
女だらけだったけど、いじめられたり・・・という記憶は無い。
大人の世界を垣間見るような?そんな感じで、店長とか副店長の私生活の話を聞くのが好きだった。
アルバイトと言えども社販で洋服が買えたので、バイト代はほぼ社販で買う洋服に消えた・・・。

週1の家庭教師の仕事は地味で好きでは無かったが、母親が見つけてきたバイトで、弟の同級生の従姉妹の小学校3年生の女の子に国語と算数を教え始めた。
結局、5年生までの3年間教えたが(私が就職してしまったので)、当初、その子が分数のところでだいぶ出遅れていて、教えるのにミカンとかリンゴを実際に切って、実験しながら教えたりするのは楽しかった。


他に週に2-3日はアパレルショップ系か飲食店系のアルバイトもして、さらに単発で入る仕事を土日なんかも友達と一緒にやっていた。
そんな中、試験の時にお休みを頂きながらも、なんだかんだと続けていたアルバイトが、当時の実家から徒歩10分程のところにあった「ピザハウスモッコ」というお店だった。

横浜方面から東名川崎インターを通過する時、右手の高台にあるお店で、私が学生時代には既に新しいお店ってわけでも無かったので、もうかれこれ40年以上のお店である。
一時、バブルの頃は二子玉川や等々力といった世田谷に進出していた時期もありましたが、今は多分本店のみなんじゃないかな?と思う。

夏休みは割と一杯働いたりしてたが、大滝永一の「君は天然色」が有線で流れていた。

当時、ピザが食べられるお店はそんなに多くなかった。
イタリアントマトがチェーン展開で、あちこちに出来て、一気に普及したけど、イタリアントマトが流行るよりもずっと前から、ピザハウスモッコは東名川崎インターの高台にあったのだ。

お店の裏には社長宅があって、社員さん、アルバイトともに夕食はチケット制で社長宅(母屋)で食べることが出来た。
社長の奥さんのサポートで社員さんが1人、ヘルパーで入って、大きなダイニングテーブルで、休憩に入った人から順番に食べる。
他の飲食店でも、賄いご飯は出たけど、私は母屋で大家族のように食べるモッコの賄いが好きだった。

好きだったんだけど、店長、副店長、そのほかの社員さん達とお話するのがちょっと恥ずかしくて(今では想像も出来ない人物像だ🤣)、あまり自分からは話さなかったような記憶である。

そう、おとなしい子と思われていた。

ショートカットが良く似合うハキハキとした笑顔の素敵な社長の奥さんが好きで、ヘルパーで裏に回されると嬉しかった、、、が・・・実のところ、家でもたいして手伝いをしていたわけではないので、ろくな役には立ってなかったと思う。


ピザハウスモッコは高台にあり、その高台の店の横から階段で下に降りれるようにして「串の坊」という串揚げ屋さんのフランチャイズ店を始めることになった。
お店がオープンしてから3か月間位だったと思うけど、串の坊の本部から板さんが2人来て、モッコからは店長と名前は忘れてしまったが、チェッカーズのフミヤにちょっと似た感じの社員さんが下に降りて、店長は串の坊の店長となり、上に残った副店長がモッコの店長となた。

副店長はガタイの大きい人で声も大きくて、実はちょっと怖くて苦手だった。
一方で店長はいつもニコニコしてて優しくて大好きだったし、5名くらいいた社員さんの中では、一番年齢的にも近くて優しかったフミヤ似の社員さんも下に降りてしまったので、私も下に回りたいと思ったけど・・・そうはいかなかった🤣

家から近所のモッコのバイトは、いつも一旦帰宅してからバイトに入って夜の10時まで働いていた。
今はマンションだらけの高台エリアであるが、当時は空き地も多くて物騒だという事で、4歳年下の弟がいつも10時に合わせてお店に迎えに来てくれた。

すると、社員さんが弟と仕事上がりの私に、コーヒーフロート(アイスクリームの載せ方に特徴のあるお店の人気商品だった)を出してくれて、カウンターで弟と二人、コーヒーフロートのアイスクリームをほおばりながら、コーヒーを飲んていると、ニコニコの店長が「食べていけば」って、ピザを1枚弟に出してくれる事がよくあった。

店長が下の串の坊に降りてしまってからも、串の坊の定休日前夜にバイトが入っていると、10時ちょい前に下から電話がかかってきて、「明日休みで残しておけないから、弟君と食べにおいで~」って声をかけてくれて、今にして思えば本当に贅沢に、弟とカウンターに座って、串の坊の串揚げ食べ放題だった。

 

なんで、こんな事を書いているのか???
書いてる本人も全くわからないのだが、老後、もしかしたら読み返す時のために身辺雑記を思いつくままに書いておこうと思いついた。

 

社員さん達の中に女性が2人いて、一人は割と若くて、やはりとても優しくて、私はその社員さんからサラダの作り方や、ドリンク系の作り方を習ったのだが、やはり下の串の坊に降りてしまった。
もう一人の女性の社員さんは、背が低くて、当時既に40代だったのでは?と思う独身の人で、言葉遣いが乱暴なところがちょっと苦手だったけど、あちらはとても可愛がってくださった。

社長と奥さんには私よりも1歳年上の大学生の長男と、私より3歳位下だったと思うけど高校生くらいの次男がいた。
一度だけ、長男の方はお店の手伝いに入ったことがあって、裏の母屋で夕飯を一緒に食べた時に、社長の奥さんが「歳も近いし話が合うでしょ」と言ってくれて、実際本当にそうだったので、またバイトで入ってくれ、長男!って思ったが、二度と会うことは無かった(笑)。

 

そして高台のお店は当時、広い庭があって、その庭でセントバーナードを飼っていた。
名前はゴンタ、正直、非常にゴンタは可哀想だったと思う。
誰にも相手にされる事なく、庭の大きな檻の中で飼われていて、社員さんやバイトが夕方になると、ゴンタを散歩に連れて行った。
ゴンタ手当は500円で、裏の母屋で食べる賄い食が1回200円だったので、ゴンタの散歩に行くと利益が出た(笑)。

ゴンタはヨダレが凄かったので、ゴンタの散歩用エプロンを付けて散歩に連れて行く。
大概、男性の社員さんが連れて行っていたが、東名の下をくぐるトンネルを通るのをゴンタが嫌がる、と社員さんが言っていた。

そして、そんな話を聞いてから数か月した後、そのトンネルの中のマンホールから死体が発見された。
ゴンタはトンネルに死体があるのを知っていて、通りたがらなかったんではないか、という話を社員さんから聞いて、ゾゾゾっとした。

私がモッコのアルバイトを辞めた時、まだゴンタは生きていたが、その後も時々、モッコに行くと、ある日、ゴンタの檻は片づけられていた。


それから、20年近くを経て、私の一番最初のフラットのジェミニを連れて、実家の両親や弟夫婦と一緒にモッコに食事に行った。
庭のオープンエアの席ならば、犬OKだったからだ。
私が働いていた頃とは店の雰囲気も随分と変わっていたが、店の入り口の横にハウスがおいてあり、そこにフラットのメスが繋がれていた。

ジェミニと一緒に店内からテラスへ出ようとしたら、そのフラットがガルガルと吠えかかってきて、なんとも心が暗くなった。
ゴンタの事を思い出した。
もう犬を店で飼うのは止めれば良いのに・・・と思いつつ、ジェミニと無言でその横を通りすぎた。

 

その後も交通の利便性も良く、犬OKで美味しいお食事もできるというので、色々なフラットの友達と訪れた。

当時、土曜日にモッコの近くの公園で訓練を習っていたので、訓練の後にフラッ友と待ち合わせするのも丁度良かった。

記憶にあるだけでも、ララちゃん、ジルバ君、じぇふぁんちゃん、チェリちゃん、しゃのんちゃん、ジュライ君、メイちゃん、ノアちゃん、ナイル君とか。

ただお誘いする時に「フラットが看板犬をやっているから」と紹介できなかったのは残念だった。

 

そして、かれこれ15年くらいお店には行っていない。

そうだ、千葉へ引っ越してしまったら、もう行くことは無いだろうから、その前に母を誘って行ってみよう。

エルザと私の東京ブロック訓練競技会2021

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(朝5時54分、日の出@宇奈根グランド、この日の出は競技会とは関係ありません)

2021年3月21日、東京ブロック訓練競技会でした。
東京ブロック訓練競技会、ジェミニと競技会やってた頃は毎年出てましたが、それから15年ぶり?とかでエルザと出陳。
朝、3時半に起床、4時に家を出発した時、既に東京は土砂降りの雨でしたが、埼玉県比企郡の吉見運動場は降ったり止んだりの小雨。

正直なところ、フラットの飼い主だからか?はたまた、我が家が雨の日も散歩に出かけ、雨だから開き直って遊んじゃう派だからか、雨は私にとっては味方です。
それはドッグショーでも同じ、黒いから汚れが目立たないのも得だし、何よりも雨だと犬達の喜びが違う。

雨で棄権する方も続出の東京ブロック、小型犬で雨の中、気丈に頑張っている犬達を見ると、「雨で嬉しい」とは言いにくいものがありますが、実際は嬉しかったです。
というもの、東京ほど土砂降りにもならず、気温的にも黒犬にベスト。

ただ、雨だとウキウキ過ぎてコントロールが難しくなる。
そして、やはり集中を欠きやすいのも事実で、他の競技者を見ていても、勿体ない凡ミスが多かった印象を受けた。

不良少女エルザは前の先生の時代に、たった2回競技会に出ただけで「競技会ではおサボりしても叱られなーい」って事を把握してしまって、それにオヤツもオモチャも出てこないし「だったらやらなーい」って、積み木崩し状態となり、新しい先生について今に至ります。

今の先生に変わって、エルザの気持ちを作り変えて競技会に再デビューしたとは言え、エルザは本番では失敗しても叱られないことを知っている。
再デビューからまだ、一度も失敗をした事のないエルザですが、もしも失敗してしまった時に、私が注意をその場でしない事から、「あ、なんだ!やっぱり本番って叱られないんじゃん!!」って再度、気づいてしまうのを絶対に防ぎたい。

だから、エルザには失敗をさせられない、そこがエルザと私の競技会で一番のプレッシャーです。

 

東京ブロックの2週間位前から、「常歩行進中の停座」が不安定になりだした。
先月の埼玉ブロックで、ブリストルがまさに「常歩行進中の停座」で立ち尽くし、科目を落としたが、ここ1~2か月を振り返ると、エルザもブリストルも何かしら、科目的に調子が悪かったり、他にも今まで失敗したことのない科目を練習で間違えたりしていました。

東京ブロック前日の練習でも、「行進中の停座」を2度続けて失敗・・・。
「おいおいおい。。。明日どーなっちゃうのよーーー」と不安を残したまま、本番当日の日を迎えた。

エルザには絶対に失敗をさせたくない、ポイントとかなんとかじゃなくて、「失敗しても叱られなかった」という既成事実をエルザには作りたくない。
出番ギリギリまで、伏せ→立止→行進中の伏せ→行進中の停座のルーティンを繰り返し、それでも不安定な状態。
失敗するくらいなら微妙な体符を使うしかない、と心に決めてのリングインだった。

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エルザ、私を見上げて集中しています。

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写真で切り取れば良い脚側なんだけど一体感がもっと欲しかった。

結果、ノーミスで終える事は出来たが、細かい部分でもちろん練習よりも良くない部分はあった。
細かいところでエルザを上手くコントロールできずに雑になってしまった感、、、あの雨で涼しい気候ならば、もっともっとガツンと集中させることが出来たはず、そうすれば雑になる事はなかったと思うと、終わった直後はとても気に入らない出来だった。

ノーミスという事もあり、点数としては98.4点(規定68.4点、選択30.0点)で3席入賞の高い評価をジャッジの先生から頂くことが出来て嬉しかったけど、もっともっとエルザと「ビビビっと集中した張りつめる空気」を共有したかったし、その集中でエルザと一体感のある10科目をやりたかった、と思う。

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やっぱりロゼッタ貰うと嬉しい飼い主

 

エルザの訓練の先生の大桃先生のブログで、エルザに関する講評を頂いた。

nikki.dogschool-bp.com

(先生の講評)

エルザ…集中して最後までやりきってくれました。
エルザの良いところは今回もしっかり出せたと思います。

切れる動きは出来ませんが、それでも最後まで集中切らすことなく頑張ってくれました。

集中、義務感の持続が一番の課題なので本当に良かったと思います。

 

今回は先生と出番が被り、一人でウォーミングアップからリングインをしました。
これまで、先生がアップの時に色々と指導して下さり、エルザもその緊張感を持ってリングインしていましたが、なんとか一人でもノーミスでやり切るくらいのところまでは出来るようになった・・・というのは、ちょっと嬉しい部分でもあり、だからこそ集中が甘いまま、リングインしてしまったとも言える。
ココはエルザのみならず、ブリ君も含めて私の大きな課題です。

 

2020年秋季本部からスタートした競技会シーズン。
私が所属している大桃先生のお教室は先生、そして先輩の誰かが、必ず毎回の競技会で1席を取っています。
秋季本部は大桃先生とパピヨンの先輩、ST連合は別のパピヨンの先輩、千葉ブロックはコロナで中止、埼玉ブロックはビーグルの先輩が理事長賞、そして今回の東京ブロックも埼玉に続いてビーグルの先輩が1席、すごいなーーーって思います。
競技会で先生をはじめ誰かが必ず1席を取るお教室、そして他の方々もそれぞれに前回からの課題をクリアして常に1㎜でも2㎜でも前回よりも良くなっていく。
テントでは和気あいあい、お互いに動画を撮りあい、励ましあう。
同じ組になればライバルでもあるけど、皆さん、自分と自分の犬に集中して自分達にとっての最高を目指している。

競技会は朝、3時起床とか、、、ほんとに大変です。
そして、競技会に向けての練習も、上手くいかない事が増えてくるとプレッシャーも大きくなるし、なおかつ、前回のブリ君のショッパイ船出のように、ホワホワのお花場畑状態とかで終わった日には残念過ぎる。
時々、なんでこんな事やっているんだろう???と思ったりもするけど、競技会場で先生や頑張っているお教室の先輩の競技を見学したり、フラットの友達やガンドッグで知り合ったお友達が頑張っている姿を見るのは、純粋に感動します。
良い時もあれば悪い時もあるけど、「また頑張ろう」と思って帰るのは、良き時も悪い時も同じ。

訓練競技会に勝ち負けは無いと私は思っているけど、仮に勝ち負けがあるとしても、常に「また頑張る」、それしか無いのだ。

 

youtubeに動画をアップしましたので、よろしかったら見てください!


20210321 JKC東京ブロック訓練競技会 エルザ 第3部B組

ケストレル、11ケ月目の月誕生日に思うこと

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ついつい、代り映えしないけど、なんとなく時間に追われる毎日で、ケスどころかエルザやブリ君の月誕生日を意識する事なく暮らしているけれど・・・

今日はケス君の生誕11か月目の月誕生日でした。

会社のPCに保存されていたこの写真は2020年の8月20日に撮った写真。
まだケスが小さいソフトクレートを使っていた時代、我が家にお迎えして2か月弱の頃の写真です。

なんとなく、この3人、いや3匹の顔を見ていたら・・・じぃーーーんと目に汗かきましたわ。

なんでかな。
きっと、この3頭が天国へ逝ってしまった後に、この写真見たら泣けるだろうなーーーって、余計な未来を想像しちゃうからかな。
人間だけが「今」に居ながらにして、瞬間、瞬間で未来や過去に思いが飛んで、実は「今」を最も味わっていないように思う。

この写真のえっちゃんが好きだな~、目が私に語りかけている。
「やってやったぜ」的なお顔しているのは、きっとこの写真撮る前に何かあったに違いない🤣

8月17日生まれのエルザなので、この写真撮った日は5歳と3日、3頭の犬チームのリーダーとして、なんだか大人になっちゃったなぁ~、私のえっちゃんが・・・って思ったら、またまた、じわぁ~っと目頭が。

 

この写真は月曜日の朝練の後の砧公園の駐車場で撮った写真。
なんという事の無い平凡な1枚なんだけど・・・いつか、犬と暮らすことも出来なくなる年齢になって、この3頭もとっくに天国へ逝ってしまって、すっかり犬と暮らしていたことも、お散歩していた景色も日常ではなくなってしまった時に・・・。
このブログを読み返せると良いな・・・って思うけど、それまでこの有料ブログを維持してられるだろうか、、、ちょっと心配である(と、また気持ちは未来へ飛ぶ)。

この写真を撮った日、特に幸せとかなんにも考えずにパチリと撮った1枚。
パピーのケスを迎えて、そりゃ幸せ気分はあったと思うけど、幸せってそういう特別なイベントめいたお祝い事によって得られる瞬間的に感じる幸福感と、後になって「あぁ、幸せな日々だったなぁ」と、流れて行った日々に対して感じるものと2種類あるのかな。

なぜならば、先も書いたように人間は「今」にいながらにして、「過去」や「未来」に脳みそが行ったり来たりで、なんとなく「今を生きる」という点では、犬達よりボンヤリしているから、「今」の瞬間に幸せ!って感じるよりも、何か先々あった時に振り返って、平穏だった日を「幸せだった!」と感じるのではないか、と。

 

いやいや、後から振り返って「今」の事を幸せと思うのとは別に、だったら「今」も幸せって感じるほうが幸せ、だから3種類あるって事か・・・。

ものすごく、とりとめもないことを書いてますね、私・・・。
しかも、書き始めて、テーマが大きすぎてどう終わりにすれば良いのか?分からない🤣

 

明石家さんまの「しあわせって何だっけ、何だっけ♪」っていうキッコーマンのCM、1986年の古いCMですが、時々「しあわせって何だっけ」の答えは結局、何だろう?て、この歌を時々、思い出す。
(ところで、このCMの明石家さんまのファッション、当時はイケてたんだろうか?)

www.youtube.com

 

幸せってなんだ?の答えを明朗にスパっと答えることの出来る人に「答え」を教えてもらいたい。
私の場合、今こうしてブログを書いている時間も、決して不幸ではないし、足元で寝ているブリ君の温かみを感じながら、とりとめもないことを書く時間の余裕、まさに幸せだろ、って思うけど、それは脳みそがそう判断しただけで、心にグっとくるような幸せ感は無いような・・・。
いや、でも、ごくごく平凡という名の幸せに、いちいち心でグっと幸せだなー!!!って感じまくってしまうのは、ちょっと精神的にはバランス悪そうですね。

 

または、幸せって他人から「あなたは幸せそうですね」などと言って頂くことで、「あぁ、そうなのかな?」と実感めいた思いをするものなのか。
しかし、それは他人の価値観を通しての「私の幸せ」であるわけで。

ただ、幸せだった過日を思い出して、その日にはもう戻れないと思った時に、ひたすらその時の現実に淋しい思いをするような未来は怖いし残念過ぎる。
もう大好きな犬とは暮らせない年齢となり、過日の犬達と過ごした日々の写真に幸せを感じつつも、「犬はもういなくても、今も捨てたもんじゃないな」と思えるような自分でいたい、と思うのでした。

なんで、こんなことをケスのめでたい11か月目の月誕生日に書いているのか?
漠然と会社のPCから発掘した3匹の写真が、私の「今の幸せ」を象徴しているような気がして、いつかこの3頭を失ってしまう日のための予防線なのかもしれません。
こうやって、だから、人間は「今」の幸せを「今」、ただただ楽しむことが出来ないのか。

そして、前述の特別なイベント的な瞬間的な喜び、幸せ感とは別に、人間にとっても普遍的な「幸せ」というものがあるんじゃないか?と思う。

宗教とか・・・ではなくて。

 

って考えると、明石家さんまのCM、「幸せってなんだっけ、なんだっけ、ポン酢醤油のある家さ」ってすごい秀逸だなって思う。
家族で鍋をつつくのが幸せ、と答えをポンと出している(ポン酢醤油なだけに🤣)。
「家族で鍋」は普遍的な幸せの象徴の1つだと思うけど、COVID-19で奪われた「幸せの1つ」でもありますね。
でも、そんな中でも人々はそれなりに幸せを見つけて生きていると思う。

やはり、幸せとは、こうして考えて、書いて、写真などを見て過日を「幸せ」と定義するものではなくて・・・意識して心で感じることが大事ですね。
コロナで色々と思うようにならず、不幸だ、不幸だ、不幸だ、と思いながら生きている人と、そんな中でも「小さな幸せ」を見つけて生きていく人がいるのだろうと思う。

ものすごく月並み過ぎて、自分でも笑ってしまうけど・・・「今、瞬間を生きて楽しむ」って事に尽きるのかな。
というワケで、せっかく犬と一緒に暮らしているのだから、もっと犬並にシンプルに余計なこと考えずに、出来るだけ脳みそを「今」に専念する実験をしてみようと思います。

そしたら、何かが変わるのか?変わらないのか?

こんな事をふと、足を止めて考えたのもケス君の11か月目のお誕生日のお陰です。

もしやブリ君は大学デビュー男子か?


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今日は訓練のお教室の先輩と一緒に練習会に参加しました。

先日、ブログでも書きましたようにブリ君のCD2デビューは、それはそれは塩っぱい船出でした。

何が塩っぱいって、これまで2年間ママ大好き、練習楽しい!だけの2年、本番はお花畑のフワフワ王子、2年の練習で築いたつもりの土台の弱さをイヤという程、痛感せざるを得ない内容でした。

 

コロナも有り、場馴れが足りてないと言えど、それはみんな同じ条件なわけだし‥。

 

ということで、前回の競技会の反省、課題を意識して2週間練習してきた成果を今日の練習会で確認したかった。

 

結論からいえば、ブリ君は大学デビュー?いや、社会人デビューの男子なのかも‥ということ😆

 

今日はドッグランでの練習会でしたが、隣リングは貸し切り30頭のオフ会、運動会みたいなイベントをされてました。

誘惑抜群のお隣サイト、まさに練習成果の確認にもってこいの誘惑一杯。

ウォーミングアップの集中は少し良くなってました。少なくとも私が側にいる脚側やその場作業はキビキビと普段の練習通りに近い。

しかし、私が離れる招呼や据座ではキョロキョロ。明らかに普段の練習との差が大きい💦

しかしながらウォーミングアップから、いよいよ本番風練習リングへ!

 

脚側は前回の競技会と比べて、力も入っていたし、かなり良く出来たと思いました。

手応えを感じつつ、次の招呼でドーンと褒めてあげよう!と決めてブリ君から離れる。

動画を見ると私が離れた途端に隣サイトをじとーーーーっと眺める。

 

女の子いないかな〜💐🌸💐

暑いなー、オデ、"今日"も、ホワホワのアっチッチ🥵

 

で、招呼のComeでピクリともしない‥

せっかく褒めてあげようと思ってたのにぃー。

5回位、やり直しました⤵️

地面が傾斜していてブリも私も横ベロ出ちゃう暑さ。

疲れ果てました。

 

ブリ君は1歳でうちの子となり、当時はいわゆる思春期だったはずなのに、おそらくブリなりに新しい環境に慣れることに必死、少しでも新しい飼い主の私に気に入られようとお利口にしていたのかな?と思います。

なので、問題行動は特に見当たらず、お散歩で引っ張ることもなく、ひたすら従順で良い子。

冗談で「このまま反抗期無し、エロ本も見ずに社会人になっちゃう男子なのかな😆」なんて言っていたのですが‥。

 

今、まさにやってきたのか?

ブリ君のド思春期、ド春、ド青春。

世の中、可愛いワンコが一杯〜❤

 

ということで、今日の練習会で確認出来たことは大きくいえば1つ。

 

それは‥

 

ブリ君とママが登る山はまるまる残っている、という事。

現状を忠実に現すとこんなイメージ😆

まだ、一歩も山を登っとらん😆


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焦ることは無い。

ブリ君のペースでしっかりとした土台を作らなければ、山を登っても途中で転げ落ちる。

じっくり、ゆっくりやれば良いのだ、と確信することの出来た実りのある練習会でした🙇