BORN FREE

フラットコーテッドレトリバー3頭との悲喜交々な日々

犬と暮らしにくくなっている?

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朝5時55分の日の出3分前。オレンジ色に染まる東の空。

日経新聞で以前に読みましたが、新型コロナウィルスの感染防止の意識が高まる中で、非協力的な行動と見えた他人を一方的に糾弾する「自粛警察」が広がっているんだとか・・・。
飲食店に嫌がらせしたり、県外ナンバーの車を威嚇、写真をとって投稿するなど。

それと同じとは言わないけど、今日は民間人の通行人である「ノーリード監視員」に一方的に叱られた。

いつもの運動場でエルザのトレーニングをしていた時。
昨日はほぼ誰も居なかった運動場、今日は犬連れのヒトがいつもより多かった。
とは言え、数名と数頭ですが・・・。
おじさんが何かを言いながら歩いてきたけど、よもや、私に話しかけているとは思わなかった。
段々、マスクの奥の声に怒気を帯びているのに気づき、あれ?私に何か言ってる?と思ってよくよく聞くと、「リード離すな!!」と言っている。

「え!?リードついてますけど???」
その時は競技の終盤、ジャッジにご挨拶をしてリングアウトする場面を想定して練習していた。エルザの集中もググっと良い感じで終盤を迎えた今日のトレーニング。

そこに割って入って、「遠くから見てたけど、その犬からアンタ、わざと離れてただろ!!」と。

あ、確かにちょっと前に休止の練習はしていた。
どうやら、わざわざ遠くから監視をして「リード離すな!!!」とわざわざ言いに歩いてきた、という事らしい。
「トレーニングの一貫で離れる時は長いリードに付け替えてますよ」と答えたら、ものすごく気に入らない様子。

「どいつもこいつも、みんなリードつけてないからな!今度見つけたら写真撮って投稿するから覚悟しとけよ!」と言いながら、歩き去って行きました。
遠目ではあるが、どなたもリードをつけているように、私の目には映りました。

年齢的には70歳前後?の男性でしたが・・・
私の他にも声かけて注意しているお相手は全て女性、女にしか文句言えないのか?
前述のコロナで自粛警察が増えて生きづらい世の中になっている、という新聞の内容をまざまざと思いだしたのでした。

リードをつけている私とエルザの練習を一方的に遮断して、捨てセリフのように「今度見つけたらあいつらの写真を撮って投稿してやる!」という民間人の通行人の「ノーリード監視員」。

「どいつもこいつも」ってあなたの妄想ではないの?それは正義感・・・?

一方で遠隔、据座、休止などの練習で、犬との距離は離れても10m程度だから、とロングリードをつけずに練習する事があるのも事実、面倒でもこの運動場でトレーニングする時はロングリードを徹底しよう、と改めて思いました。
まぁ、そう思い返すことが出来たのは、このオジサンの正義感のお陰?
それ、ちょっとイヤだけど、ありがとー、オジサン。


モヤモヤっとした思いでFacebookを見ていたら、過去の3月12日の投稿のリマインダーに2013年3月12日のジェミニの写真投稿がありました💗
久しくジェミたんのお写真を探索していなかったけど、12歳10か月の頃のジェミニはまだお顔に白髪も無くて、本当に若々しいコでした。

オジサンのせいで「犬との暮らしにくさ」みたいな問題の端っこにギュー――っと追いやられたような生きづらい気持ちみたいになったところを、ジェミたんのキラキラフォトで救われました。

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Woofで元気に泳ぐ12歳10か月のジェミたん

 

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目ヂカラ一杯で走る12歳10か月のジェミたん